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クリィミーマミ 「16話 海に消えたメモリー」          「最も切ない話」

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クリィミーマミは30年以上経った今日でも

根強い人気があります。

 

オレもクリィミーマミ世代で

DVDを所持しています。

 

クリィミーマミは52話(ファイナルステージ)まであるのですが

最も切ない話は、第何話か?

 

 

個人的に16話「海に消えたメモリー」を推します。

 

 

 

DVDを買って(借りて)観てほしいのですが

 

物語後半を説明すると以下のとおり。

 

 

森沢優、アユミ君、俊夫君、ミドリ君の4人は難破船に向かいます。

 

「ゆうちゃん すき  アユミ」

と彫った黄金のイルカを、皇太子のアユミ君は難破船で

「宝ものをみつけたらあげる」 と森沢優にあげようとします。

 

森沢優は、その黄金のイルカを見つけて

「何か彫ってある!」と気づきますが、文字までは詳しく確認できません。

 

そのときに、難破船が沈没します。

急いで脱出しようと試みますが、森沢優は、そのイルカを

沈んだ難破船の船底に落としてしまいます。

 

メンバーは難破船とともに沈みかけ、森沢優は、助けをアユミ君ではなく

俊夫君に依頼。 そのとき、アユミ君は表情から伺えるのですが悲しげな表情でした。

 

色々あって何とか脱出できたとき、森沢優は

「ごめん。あのイルカ、海に落としちゃった」とアユミ君に告げます。

 

そのときのアユミ君の返事。

 

「ああ・・・あれね・・ あれは海に沈んだほうが良かったんだ・・」

 

まるで、森沢優への想いを断ち切るかのように静かに口を開きます。

 

 

 

 

ここから、すごく切ない音楽と映像。

 

 

 

そのとき、難破船とともに

海に沈んだ、黄金のイルカが映し出され

同時に

 

「ユウちゃん すき アユミ」

 

の文字も映し出されます。

 

 

 

このときの、海の底に沈んだニッコリと笑っている表情の黄金のイルカと切ない音楽のギャップが非常に心を打ちます。

 

 

 

何回このシーンを見ても

本当に切ないです。

 

 

仮にこのシーンが本物だとしたら

と考えると・・・

 

 

あのニッコリ笑った愛くるしい黄金のイルカは

誰の手にも渡らず、ひっそりと今でも海底を漂っているということです。

こう思ってみるだけで、何とも悲しい気持ちになりませんか?

 

 

 

まあなかなか言葉で説明しても伝わりにくいところはあるので

実際に映像で確認してみてください。

 

 

 

 

 

 


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