Quantcast
Channel: 最下位マリナーズを解雇された、カサカサゴキブリ戦隊 スズキ・ゴキローのブログ
Viewing all articles
Browse latest Browse all 802

受験英語のテクニックのひとつ     「副詞は無視してもある程度点はもらえる」

$
0
0

前回に続いて、引き続き英語の記事。

この記事を書いたら外出する。

 

副詞の表現が言語にはある。

 

「早く」

「遅く」

「大きく」

「小さく」

「勢いよく」

「大声で」

 

そういう、文全体に特徴をつけるような表現が、簡単に言えば副詞にあたる。

 

「早く来なさい」

 

という一文。 この場合「早く」が副詞だ。

「来なさい」 に 「早く」 が加えられて、文全体に何かしら特長が付けられている。

 

逆説では

 

「来なさい」 だけでも意味は通じるということだ。そして「早く」は無くても意味は違わない。

 

 

そこを逆手に取り

 

 

受験において、副詞の意味(訳)がわからなければ素直に飛ばそう(無視をしよう)

 

 

これは講義でよく言っている。

 

 

例えば以下の例文(全文小文字表記)

 

he had completed the backlog of work before you can say jack robinson when i came here.

 

比較的長いが説明していく。

 

まず着目するのは接続詞の時を示すwhenがあること。そのwhen以下を2番目の文として置いておき、robinsonまでをまず1番目の文として訳して行く。

 

he が主語

動詞が had completed

目的語が the back log of work

 

として出来上がっているので、第3文型であることもわかり

ここまでで、完全文であることもわかる。

 

この1番目の文のここまでの訳は・・・

 

「彼は仕事を完遂させてしまっていた。」

 

とわかる。

 

 

・・・・ じゃあ、 before you can say jack robinsonは???

 

 

必然的にここが副詞ということが

わかる。

 

だってそうじゃん。

 

さっき説明したように、workまでで一文は区切りもつけるし

第3文型の 主語→動詞→目的語として成り立ったから。

それ以降のbefore からrobinsonはオカズ程度の役割の副詞なのかな ということは自ずと導き出せる。

 

 

before you can say jack robinson は「あっという間に」 という副詞。だから、「あっという間に」と言う副詞はあっても無くても、文全体の訳にはほとんど影響が無い。

 

で、ここでちょっとチクリと言わせて。

このbefore~jack robinsonの表現。調べずわかった人まずいないでしょうね。 前回の記事のoneの「我」と同じ。ここで初めて知って、「そんな表現あるん!?」 とネットで打ち込んで調べて・・・ って奴ばかりだろう。

 

あのねえ ネットネットネット・・・

「お前らアホか」と言いたい。ちょっとはネットの検索から外れて、辞書(本)の活字を調べろよ。

 

獅子の子とは本当にいないものよのう。

 

ま お前らにできることはせいぜいネット検索なんだろうけど。オレはそんなレベルの低いアホは相手にしない。(講義でも結構チクリという。)

 

はい 続けるよー

 

だからここ(副詞)がわからなければ

無視して訳したら良いのだよ。

 

 

そしてwhen以下の2番目の文に移行する。

 

 

「私がここにくるとき」

 

 

1番目と2番目の文を組み合わせて

 

 

「私がここにくるときに、彼は(あっという間に)仕事を終わらせてしまっていた」

 

 

あっという間に なんてなくても


「ああ、私が来るときには終わらせたんだね」


ということは誰にでもわかる。 


早かれ遅かれ
終わらせていたことに間違いは無いのだよ。




副詞は無視して訳しても
ある程度点はもらえる。


だから「×がくる」ということはないので、気を楽にして
副詞は無視をして訳そう。


ということです。



日本人って非常におかしいもので
「完璧に訳さないといけない」と変な固定観念にとらわれてるんだよね(笑)

これホント、不思議。

どこでそうなってしまったのか。
これも受験の弊害か。






 

 

 

 

 


Viewing all articles
Browse latest Browse all 802

Trending Articles



<script src="https://jsc.adskeeper.com/r/s/rssing.com.1596347.js" async> </script>