プロ野球やメジャーリーグの世界は
一般庶民の金銭感覚とはかけ離れたもので、異常な額が飛び交う世界だ。
宝くじ1等以上が毎年当たるわけだからね。
へたすりゃ(?) 一攫千金、一生遊んで暮らせるかもしれない金額が1年でもらえたりする。
そりゃ子供のいる大人も野球選手に・・・ と無理やりにでももっていこうと躍起になるだろうね。
まあ一般庶民には関係ないことかもしれませんが
日本プロ野球やメジャーリーグの世界の年俸査定基準に
「過去の実績」
を加味することが良くある。
オレは、この査定基準はハッキリ言って
無味乾燥
と指摘したい。
過去の実績過去の実績と声を張る選手や球団幹部がいるが
あくまで過去であって、今(現在)とは何の関係も無いのだよ。
例えば、4年前まで5年連続0.300 20本を残した打者が居る。
そして衰えが出て、今年まで4年間0.230 10本程度だとする。
「過去の実績を評価してもらい、2億3000万で維持してもらった」
こんなヘンな話は本当によく聞く話だ。
これは本当に疑問であると同時に、査定基準がおかしい。
なんでそこまで過ぎ去った過去の数字(実績)にしがみついて、過去が過去がと現在に過去の事を持ち出すのだ????
確かに過去は成績を残した。事実だ。
でも今生きているのは現在(今年)であって
過去は現在ではないのだよ。
だから
年俸の査定は絶対に過去を加味するのではなく現在、今年がどうかだけを見るべきだ。
そうしないと、人間というのはズボラで楽をしたいもので
過去にこういう実績を残してるから
給料はとりあえず下がっても、億はあるから とタカをくくって真剣に練習に打ち込まなくなる輩も出てくるのは必至だ。
一番最悪なのはこういうパターン
例えば昨年 0.350 50本 130打点を残した選手が
3億円を貰ったとする。
そして昨年が1年たまたまだったのか、今年は
0.250 11本 50打点だった。
けど、年俸現状維持とか、年俸3000万だけダウンとか
よく聞く内容だ。
オレは本当にこう思う。
0.250 11本 50打点で3億や2億もらえるなら0.250 11本 50打点以上の成績の打者は2億、3億、そしてそれ以上貰わないと話が矛盾する
やはり、過去は一切査定には含まず
今年がどうかだけを見るべきだろう。