日本ハム・大谷が投手とDHの両部門でベストナインに選ばれたそうだ。
これに対して、大いに異を唱えたい。
というのも
ベストナインは規定投球回数(試合数×1.0)、規定打席(試合数×3.1)に達して
成績を残している選手が選ばれているからだ。
以下
過去のベストナイン選出者で
規定投球回数、規定打席に達してない選手が選ばれていることはないはずだ。
大谷は規定投球回数にも規定打席にも達していない。規定投球回数は僅か数回及ばないだけではあるのだが(規定打席には大幅に達していない)
「僅かくらいならいいじゃないか」
と思う人もいるかもしれない。
しかし、そういうことをしていたら
規定投球回数、規定打席という「基準」「境界線」の意義が問われ、その存在意義すら無くなってしまうことになる。
そこをキチンと理解すべきだ。
極端な話、大谷が選出されてしまうことが許されるなら
こういうことも「可能」となってしまうことになる。
●1投球回数 無失点 防御率0.00→投手ベストナイン
●1打数1安打 出塁率1.00 打率1.00→DHベストナイン
これと同じことだよ、大谷の選出レベルは。