まあ、今更ですが、1981年のセリーグの1塁手ベストナインは阪神の藤田だったのですが、本当はヤクルトの大杉でしょう。当時も結構疑問に思ってました。
「何で藤田なの??」
ってね。
まあ王のゴールデングラブの常連、王貞治の54年のベストナインもかなり疑問に思ってたのをつい昨日のように思い出されます。
1981年の阪神・藤田平と、ヤクルト・大杉勝男の打撃成績比較です。
●1981年の阪神・藤田平の打撃成績
403打席 369打数 41得点 132安打 11本塁打 35長打 70打点
本塁打率33.5 打点率0.189 打率0.358 出塁率0.407 長打率0.512
isop(長打能力)0.154 打撃三冠総合値212
●1981年のヤクルト・大杉勝男の打撃成績
453打席 414打数 59得点 142安打 20本塁打 43長打 78打点
本塁打率20.7 打点率0.187 打率0.343 出塁率0.391 長打率0.548
isop(長打能力)0.205 打撃三冠総合値323
全体的に、大杉のほうが打撃成績が優秀です。
間違いなく藤田ではなく、大杉で決まりでしょう。
まあ、この当時の1塁手ベストナインは
「藤田平が首位打者だから」
という、それだけの視点(基準)でしか判断してないのが丸わかりです。
まあ当時の記者レベルじゃ、そんなモンかもしれませんがね。
つーか
打率0.015の差をどんだけデカく見てるんだよ
って感じです。
記者って頭悪いのな。
1分5厘 って 簡単に説明すると
100打数で1.5安打の差だよ???
小数点を無くすために10倍してみるとわかりやすい。
1000打数で15安打だ。それが打率0.015の差。
そんなに打率0.015の差って重要か?
まあその15安打がすべて本塁打とかサヨナラ打とか点に繋がった打撃ならデカイけど、実際はそうじゃないだろう。
それよりもっと着目しないといけない部分ってあるんじゃないの????
オレだったら、完全に藤田のベストナインに反論してますね。(今でも反論したい)