コメントでもあった内容を綴っていきます。
イチローは、同じ先頭打者のオジースミスより打率も良く、本塁打も打てながら打点が低いという事実があります。
両者の打撃成績比較
●元メジャーリーガーのオジースミスの成績
(打数、安打、本塁打、打点、犠飛数 及び 打率、本塁打率、打点率)
9396打数 2460安打 28本 793打点 63犠飛
打率0.262 本塁打率335.5 打点率0.084
●現メジャーリーガーのイチローの成績
(打数、安打、本塁打、打点、犠飛数 及び 打率、本塁打率、打点率)
9689打数 3030安打 114本 760打点 48犠飛
打率0.314 本塁打率85 打点率0.078
やはりコメントでもあったように
イチローは低打率で全く本塁打が打てないオジースミスよりランナーを還せていない(打点が取れていない)
ということは事実です。
これはあまりにも不名誉というか情けないことだと思うんですけどね。
どうしてこうなっているのか???
長打含有率を見てみると、更に面白いことがわかりました。
オジースミスは2460安打に499長打。長打含有率0.202
イチローは3030安打に566長打。長打含有率0.187
イチローは安打の中に長打が含まれる割合がオジースミスより低いのです(笑)
ということは、逆説としてこういうことがいえます。
イチローはシングルヒットの割合がオジースミスより多い。(まあジジイ・・・いやオジイの長打のほとんどは2塁打なんだけどね)
イチローは事実、チャンスでもバントを試みたり(監督から叱責を受けたこともある)
ランナーを還す行動より、自分の出塁(ヒット)のことばかりを考えていた事実も有るので
単純に、チャンスでもシングルヒットでランナーがホームに帰還できないことが多くあったため結果的に、オジースミスより打点能力が乏しい という事実として表れた(オジースミスは逆にチャンスで2塁打が多く、打点が多くついたということか)
ということでしょう。
まあ、アレだ。
「先頭打者の仕事は出塁することだ」
とイチローファン(擁護者)は言うでしょうが
いかなる場合でもそういう戯言というか擁護論は通用しません。
だって
チャンスで長打を放つことも結果として出塁に繋がるんですから。
チャンスでもバントをして「先頭打者の役割を果たそうとしただけ」なんて言い訳が通じるわけがない。
チャンスではキチンと点を取れるバッティング。
状況に応じてキチンと長打を打てたり、点を取るバッティングが出来る打者がいるチームは強いのは当たり前。 イチローがいるチームが弱い(弱くなる)のはやはり、そういうチームバッティングが出来ない(能力がない)イチローの行動も大きく絡んでいるのは間違いないと思います。