日本プロ野球とメジャーリーグのレベルの差はそんなになくなってると思います。
勿論メジャーリーグのほうが高い部分もあるだろうけど
日本プロ野球のほうが高い部分(シビアな部分)もある
というのは理解すべきだよ。
巷を見てみると、メジャーリーグがすべてにおいて上 と崇拝(錯覚)しているバカが多いこと。
以前、記事やコメントにも書いたことがあるが
例えば守備のレベルは完全に日本プロ野球のほうが上だろう。特に内野守備。
確実に、内野ゴロの捕球処理動作(速度)に関しては
日本プロ野球選手のほうが圧倒的に上手い。
反対に
メジャーリーグの選手の守備は杜撰で、よくなんでもないゴロを溢す。おまけに、脚の遅い選手もやたらと内野安打が出る。 よく観察してみると、明らかにゴロ捕球地点まで到達しゴロ処理をする動作が日本プロ野球の世界に比べて遅い。1塁への送球速度(肩の強さ)はあるが、動作が遅い。脚の遅い選手がやたらあの世界(メジャーリーグ)で内野安打が続発するのは、メジャーリーグの内野守備が悪いんだよ。
それと、これはレベルというより
環境の問題だが
数字を積み上げる
という点でも日本プロ野球のほうがシビアだよ。
これは実際に記事でも書いたことがあるが
日本プロ野球は現在は144試合だが、ちょっと前までは130試合だった。
メジャーは反対に162試合もある。
130試合と162試合で比較してみると
130試合フル出場したとすると、1試合4打数消化では520打数だ。
4打数1安打 打率0.250だとすると、0.250の打率を単純に20年したとすると、130試合では2600安打を日本プロ野球では積み重ねられる。
しかし、試合数の多いメジャーリーグでは
あくまでも単純計算だが
162試合フル出場(4打数1安打 打率0.250を20年)では3240安打を稼ぐことができる。
メジャーリーグの通算安打記録を見ていると
やたらと3000安打が多いのに気づいた人も居るだろう。
これは決してメジャーリーグの世界がレベルの高い選手が居るということではなく(まあ勿論いることはいるんだろうが全員が高レベルではない)、単純に数字を積み上げることができる環境であるから という要素が非常に大きい。
反対に
日本プロ野球も歴史は永く(80年以上)、3000安打を達成してもおかしくない選手は多く居たが、それでも3000安打にたどり着いた選手は、張本勲選手(23年の現役)の一人しか居ない。
歴史(環境)を鑑みると
日本プロ野球の試合数の異常な少なさが、選手たちの数字の積み重ねを阻んできた
と考えるほうが自然(妥当)だよ。
今では143~4試合と日本プロ野球の試合数は多くはなってるが
それでもメジャーリーグより20試合弱も少ない。
打数換算80打数~100打数も違う。
打率0.300残せる打者なら
24安打~30安打違う。
それが20年の現役なら、480安打~600安打違うってことだよ。この意味がわかるか?
かつてイチローが珍しく正論を言っていた。
「数字の積み重ねにおいては、日本のほうが難しい」
本当に、正しい指摘だと思う。
何でもかんでもメジャーのほうが上と錯覚(誤解)している日本人が非常に多い。
そういう奴らは、なんか、自分の考えが無いというか、まったく周りを見られてないんだろうね。
ヒジョーに悲しいよ。
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何でもかんでもメジャーリーグのほうがレベルが高いと崇拝するバカな日本人 「救いようが無いバカ」
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