間違いないが
日本プロ野球の世界よりメジャーリーグの世界のほうが
数字を残す(数字を積み上げる)という点では有利
ということだ。
客観的確証もある。
例えば、松井秀喜を例に出すと
彼はメジャーリーグで自己最多のシーズン192安打を残した。2005年で打率は0.305だ。
しかし
日本プロ野球での最多は2002年の167安打。
打率はメジャー時代よりも高い0.334のときだ。
まあ、メジャーリーグを崇拝するバカな諸君(失礼)でもわかるだろうが
あえて指摘させてもらうと
打率0.305で200安打弱を残せたのは
松井が凄いというのではなく、単純にメジャーリーグの試合数が多く出場を重ねていき、必然的に打数と安打数が積み重なったからだよ。
5年前に、37歳のイチローがはじめて打率0.300を切った年(2011年)
彼は打率0.272だったが、なぜか?安打数は184安打もあった。まあ、これもバカなイチロー信者(失礼)諸君にもわかるだろうが打数が700弱もあっただけの話だよ。
よく、イチローファンは「184安打も残してるのに、ダメなのか」とか当時の状況を言うが、「184安打という部分しか見てない」のがよくわかる。
環境を180°変えて、試合数(打数)が少なくなる日本プロ野球の世界。
打率0.272で184安打(くらい)を残している打者が果たしているのかな?と思って調べてみた。
参考にさせていただいたのは
日本プロ野球の記録を司る日本野球機構のサイト
年度別成績
http://npb.jp/bis/yearly/
打率0.272で184安打を残した選手は
プロ野球80年以上の歴史の中で誰も居ない。
4年前、記事にも指摘したことがあるが
こちらをごらんいただきたい。
打率0.200台で200安打を残せたメジャーリーガーたち
http://ameblo.jp/miumalovely/entry-11058504067.html
打率0.200台後半で200安打なんて考えられる???
シビアな日本プロ野球ではまずありえないね。勿論日本プロ野球80年以上の歴史で0.200台後半で200安打は1人も存在していない。
メジャーリーグの世界は試合数が162試合もあり
比例して打数も重なっていく。1試合4打数とすると648打数
200安打達成は打率0.309で可能。
日本プロ野球 130試合制(1999年あたり)までを比較で論じると
130試合フル出場520打数とすると
200安打を残すには、打率0.385が必要になる。
ちょうど、1994年にイチローが年間210安打を残したが、そのときの打率と同じだ。 そのときのイチローでもギリギリの数字だったわけだ。
それだけ130試合制(だった)日本プロ野球の世界では数字を積み上げるということはそれほどシビアだったということだよ。ここまで指摘したら、さすがにメジャー万歳のキミらもわかるでしょ??
ちなみに
144試合制となった昨今では
年間200安打を残すには打率0.347が必要。
130試合制だったとき(0.385が必要)よりハードルは一気に下がったがそれでも0.347の打率が必要と言うことはメジャーリーグの世界(0.309で可能)よりは圧倒的にシビアだ。
まあ何がいいたいかというと
1・・・試合数が多く、比例して打数が重なって数字も積み重ねられるメジャーでの200安打には何の意味も無い(皆勤賞未満)
2・・・数字の積み重ねにおいては130試合制の日本プロ野球は非常に厳しい(メジャーリーグはリトルリーグの世界)
3・・・144試合となったプロ野球はハードルは下がったがそれでもメジャーよりはシビア
これでも異論があるって人は
もう妄信のメジャーリーグマンセーのバカ信者確定です。
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メジャーリーグの世界は数字の積み重ねでは日本プロ野球より有利 「前回記事の続き」
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