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英語において日本人に一番難しい冠詞と前置詞       「理論的に説明」

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英語において、日本人に一番難しい表現は


1・・・冠詞の使い方
2・・・前置詞の使い方


だと言われている。 
オレも概ねこの指摘には賛成だ。



まず冠詞の使い方。


aとtheの使い方は前者が「不特定多数」を示すもので後者が「特定既知」を示すもの。


だから

1・・・I want to be a teacher.
2・・・I want to be the teacher.

では意味が全く異なる。

1は「どの先生かはさておき、とにかく先生になりたい」と言う意。
2は「話に以前出てきた、(指定された、その)先生になりたい」と言う意。


だから2をいきなり用いると
聞き手は 「どういう先生だっけ?」と混乱する。


aとtheの冠詞の使い分けはまあこういうところであるが
問題はそこではない。

aの不特定多数とよく似た表現の複数形の使い分け

が非常に難しい。 オレも今でもしゃべりまくる会話ではとっさに表現できない。
非常に迷う。



以下の英語があるとする。


There are few earthly things more beautiful than (sound).
「この世に音色ほど美しいものは無い」



カッコ内のsoundは


1・・a sound
2・・sounds



どちらがふさわしいか??


1は不特定多数を表すので、「どういう音とは限定しないが、とにかく音そのもの」と言う意。
2は複数なので2つ以上を示す意。


非常に迷うし
「ああ、これは1だよ(2だよ)と即答できる人は居ないと思う」


理屈で考えると、こうなる。


音は音でも、しずかちゃんが弾くバイオリンのように
耳障りな音も十分あり得る。更に人それぞれ、良い音悪い音の基準は勿論違う。そう考えていくと、「とにかくどういう音とは言わないが、音そのもの」と言う表現はここでは不適切なのかな=2の複数が正しい



と結論付けられる。

感覚的(直感)に「ああこれだ」と言うのも重要だが

直感に付随する根拠

も重要なんだよと言うこと。


こういう指導は、まず学校ではない(オレの学生時代は当然なかった)




次に前置詞。




前置詞の使い方は冠詞以上に本当に難しい。
学校と言う場においては殆ど詳しい使い方も教わらない。


その理由は



1・・・あまりにも難しいので、生徒が混乱しないように説明を避けている
2・・・教師そのものが無能で説明できない




の2つのどれか。




個人的に2だと思っている。




1であれば



「本来はこうなんだけど」と前置きの詳しい説明があるはず。
それが無いという事は、教師自体が詳しい前置詞の使い方を知っていないという裏づけ。



例えば前回の記事で書いた



交通機関では一直線の方向のtoを絶対に用いない。



という内容。



詳しく説明したので
英語に詳しくない人も、交通機関には一直線のtoは用いないことはわかったはずだ。




しかし、主語が人で「~に行く」と言う場合必ずtoを用いる。





それはなぜか???



理論的に説明できる人、いる???


続きで書いても良いのだけど
敢て、周りを煽って見ます。


分かった人、コメント欄で待ってます。






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