塾に通っている生徒で、こういう基準を講師選定にしている生徒はいないですかね。
「講師との相性」
「男性講師希望」
「女性講師希望」
とくに、個別指導塾に通う生徒に
こういう講師選定基準を設けているんじゃないですかね。
オレは上記3つの基準を考えている人(生徒)を
ハッキリ言ってバカにしています。(本当にバカにしている)
講師との相性と成績アップ・志望校合格は比例しないし問題ではないでしょう。
それよりも大事なのは講師がどれだけ指導力があり
どれだけの実績があり、どれだけ難関校の指導に適応する力があるか です。
例えば、こういうのでも講師のレベルが高いほうが良いですね。
言葉は悪いが、生徒がFランク校程度の力でも
講師が東大レベルまで対応できる、能力のある講師。
釣り合いが取れていないように見えますが
実際は生徒にとっては非常に有益です。
理由を理論的に説明します。
受講することにより、受験する大学のレベルを底上げする可能性がある。そうすることで、可能性として国公立合格すら狙えるようになるからです。
また、そこまでの能力のある講師は、仮に生徒のレベルが非常に低くても、自分がそこまで降りて同じ位置に立って、分かりやすく理解を解きほぐすことが出来る。これは能力の乏しい講師(学が浅い=難関校に対応できない講師=難関校卒でもない講師)には出来ない。
しかし、相性ばかり考えたらどうでしょう。
そんな可能性さえ閉ざしてしまいます。生徒は個別対応で相性の合う講師相手ですからやりやすいかもしれないですが、志望校合格どころか、時間の無駄・カネの無駄になる。ましてや、講師が難関校に対応できなく、その学生と同じ立ち位置(Fランク校卒)だと、同じ穴の狢になり、授業どころかその授業自体が雑談になり、なあなあになり遊ぶ可能性すら出てくる。
そして、性別で講師を選択するのも同じで
仮に、異性講師は「恥ずかしい」「異性関係の問題があったらいけないから」というような生徒(保護者)がいるとしたら異性講師に、非常に自分(子供)の力を引き上げてくれる人がいたらどうする?それでも「嫌だ」というのだろうか?その講師が教えてくれたら、東大合格まで行くかもしれない。「いや、東大なんて目指してないから」と言う人もいるかもしれないが、少なくとも、今よりもっと良い未来が待っている可能性が出てくるのは確かだ。
性別で講師を選択する行為も、このような未来を閉ざしてしまう可能性もあるんだな。
だから講師選定は幅広く試して受け持ってもらって
選別すべきだということです。
因みに、オレは中高時代
分からないところは、担当の教諭ではなく
担当じゃない違う教諭に質問に行ってました。
色々な教諭に聞きに行って
厳しくて、ケチョンケチョンに言われても
一番教え方が上手い(非常に理論的で分かりやすく成績が伸びる)教諭を選んで
その教諭に絞って聞きにいきました。
ハッキリ言って、「また何か嫌味言われるんじゃないか」とか思いながら
半分嫌な気持ちになっていましたが、成績が伸びるならそういうことは我慢できた。
成績が伸びれば、そんなこと(相性が悪い)は下らんことだったと言う事です。オレは教諭と自分との相性は全く見ず、教諭の指導能力だけを見た。
結果、それは非常に有益で良い方向へ好転し、その後の学歴と仕事にも大きな影響を与えた。もし、相性を見たり性別判断をしていたら、今の自分は無かったと判断している。
まあ、今の浅はかな10代にはオレのような考え(行動)は非常に難しい(理解できない)ことだと思いますがね。
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塾で講師との相性や性別を担当基準に選ぶのは愚の骨頂 「講師の指導能力だけを見るべき」
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