以前にも書いたことがあるが
こういうことはもっと広めていきたいと思う気持ちがあるので
再度綴っていく。
野球で打率3割バッターというと1流バッターと世間一般で言われる。
3割打っていれば、他の打撃(ホームラン、打点)は度外視されてしまうほど
なぜか神格化される数値だ。 イチローがその典型的な例。
イチローは打率こそ3割に乗せている(た)が、他の能力は極端に低い。
しかし、3割ということだけで、彼は他の数値は度外視されてきた。
そして
打率0.300に届かない打率
例として打率0.270くらいになると「低い」と
なぜか言われることが良くある。
恐らくね
打率という百分率の数値を整数で捉えている人なんだと思う、そういう人は。打率の数値は整数ではなく百分率であることを理解すべきだ。
打率0.300を300(さんびゃく)
打率0.270を270(にひゃくななじゅう)
と整数で捉えているってことだ。
確かに
整数で捉えたら30の整数の差があるので大きいとは思うが
打率は整数ではなく、百分率(10分の~、100分の~、1000分の~)の数値なので
実は世間一般が捉えているほど、大きな差は生じない・・ いや、むしろ差は殆ど無い。
それを証明する。
先ほどの打率の例
打率0.300と打率0.270
前者は10回バットを振ったら、3回ヒットになる。
後者は10回バットを振ったら、2.7回ヒットになる。
後者が小数になったので、試行回数を増やして100回にしたら
もっと解りやすい。
前者は100回バットを振ったら、30回ヒットになる。
後者は100回バットを振ったら、27回ヒットになる。
わかる?
前者は100打数30安打
後者は100打数27安打
差は100打数で3安打しか変わらない。
よく考えてよ。
「打率0.300だ! 打率0.270なんて(笑)」
世間一般で打率0.300を崇拝しまくっている皆さん。何をブサイク面を更に酷くさせてご冗談を仰る。
キミらはその100打数で3安打の差をやたら持ち上げて打率0.300が尋常じゃないほどの異常な数値のように持ち上げて、他の数字(ホームランが打てる能力、打点が取れる能力など)を度外視しているんだよ。
もっとわかりやすく、言おうか??
1試合は大体4打数ある。スタメンで出たらね。
100打数で3安打の差というのは
1試合4打数消化でいけば、32打数で1安打。
試合換算8試合で1安打しか変わらないということになる。
あんたらね
そんな32打数で1安打。8試合で1安打しか変わらないレベルを然も凄い差があるように打率0.300のほうを持ち上げてハッキリ言って、滑稽なんだけど?
で、こういうと
こう返してくるバカがいる。
いや、本当にバカだと思うよ。
1000打数なら300安打
1000打数なら270安打
7000打数なら2100安打
7000打数なら1890安打
ヒット数に差がついてるだろ!!
こういうやつって、本当にバカなんだなと・・。
あのねえ
100打数3安打の差
100打数で30安打と27安打のポテンシャルは
変わらないんだけどね(笑)
打率0.300と0.270は
どこで打っても、打数をいくら積み重ねようと
100打数30安打と27安打のポテンシャルなんだよ。
いいたいことわかるか??
キミらは100打数3安打の差
8試合で1安打の差をやたらと持ち上げて吹聴して
打率0.300を神格化していることに
「アホだなあ」とオレは言っているんだよ。
そんなに100打数3安打が素晴らしいか?
8試合で1安打が素晴らしいか?
もっと注意してみるべき差って
本塁打が打てる打てない、打点が取れる取れない
というところにもあるんじゃないの???
それが理解できないなら
もうキミらは救いようの無いアホとしか言いようが無い。