先ほど、コメントにも入ってきたことではあるが
元ロッテの里崎に関しての過去記事で
「里崎が駄目な捕手なわけがない」
というコメントが入ってきた。
これだ。
http://ameblo.jp/miumalovely/entry-12121311062.html
オレは
「データを用いて」客観的に
「里崎は打てないし、大したことが無い。過大評価」
と下している。
本塁打が二桁を続けた とファンは言ってはいたが
二桁突破しても、その二桁突破のからくりは異様な打数を消化したからという、ただそれだけのことで、本塁打の能力(ペース)を見れば本当に大したことも無い。
前にも何回か指摘したことがあるがもう一度。
人は好きな対象を持ち上げるために平気で嘘をつくが
数字は嘘をつかない
ということだ。
で、この里崎のファンが雪崩れ込んできた(荒らしてきた)のを見て
オレは、改めて思った。
「人って、自分の好きな対象を評価するときに、客観的に冷静にその対象を判断できなくなる」
ということ。
何度も書いてきたが
イチローファンもそう。
例えば
オレを筆頭とするアンチが
「日本時代のイチローは大したことが無い。打率は0.353で高いのだが本塁打率が31とやたらと悪いし、打点獲得率も0.129と70%がクリンアップだった割には伸びていない。打点獲得率そのものが悪い。
やはり日本時代のイチローは打者能力的に1流とはいえない」
とデータの指摘をすると
「打数が3619で少ないとはいえ、OPS(出塁率と長打率の合算)が0.900を超えている打者が悪いワケない!」
と息巻く。
で、メジャー時代のことで
「OPSが0.700代前半のゴミ打者」
と言うと
200安打を10年続けてシルバースラッガーを獲っている打者が悪いわけない。殿堂入り確実の最高打者だ
という。
おかしいだろ??
何が???
笑っちゃうだろ??
何が??
日本時代にOPSが0.900を超えているからすごい打者なんだと言っているのに
メジャー時代のそのOPSの数値を持ち出すと 別のことを持ち出して「こうこうだから駄目な打者なわけがない」 と言ってるんだ(笑)
要はこういうことだ。
ファンというのは
冷静に、その対象を客観的に分析も判別もする眼力がもう無くなってしまっている
ということだ。
それがファン情理なのかもしれないが
オレはどんな状況であれ
物事を客観的に冷静に分析する「眼」というものは持っていたいと思う。
ある意味
オレは「ファン」という人の矛盾行為を
反面教師にさせてもらっている。
だから逆説ではあるが、ファンという人たちの矛盾行為、都合よい解釈をする愚かな行為をみることで自分はこういうバカたちにはならない と、よい勉強はさせてもらっている。(だからといって、どんどん矛盾行為を見せておくれ というわけではないがね)