豪打者・大杉勝男を紹介するウィキペディアページで
「ヤクルトに移籍して、東映時代の振り回す打撃から・・・」
と記載されてあった。
オレは実際に大杉勝男という豪打者を生で見たのは
ヤクルト時代だけで、東映時代は映像でしか見たことが無い。
実際に球場に足を運んで見たことも無い。
数字的に、ヤクルト時代より更に豪打を発揮していたのは分かる。
そして大杉勝男という打者を知らない人は
「三振が多い」
という印象を持っている。
このブログでも過去に証明したが
400本以上を放っている打者たちの中では
非常に三振は少ない部類に入る(三振率0.143)
http://ameblo.jp/miumalovely/entry-11464607836.html
東映時代の大杉勝男の三振率を調べてみると
以下の数値。
4164打数 655三振 三振率0.157
大杉勝男という打者の
19年の通算は0.143なので
0.157は100打数で1三振多いレベル。
400打数では4三振だ。(だいたいシーズンで4~5三振通常より多いのが東映時代ということになる)
うーん・・・
何を根拠に「振り回す打撃」
と断言した記載をしているのか、オレは理解に苦しむ。
三振王を2回(1967年、68年)とっているからか??
それともヤクルト時代(三振率0.120台)に比べて三振が多いからか?
規定打席に乗った大杉が三振がやたら多かったのは
実際67年と68年の2年しかない。
もしその2年の表面上の判断、ヤクルト時代より三振が多い という理由で
「振り回す」という判断を下しているなら、あまりにも軽挙妄動だ。
誰かこういっていた。
「ウィキペディアは2ちゃんねる以下」
理由は忘れたが
確か大元の管理が無いとか色々理由を述べていたとか だったかな。