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野球殿堂入りの選考基準がおかしい     「現代の選手に優位に作られている」

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野球殿堂入りの投票と発表が本日行われるらしいが・・・

 

候補者リストをご覧頂きたい。

 

競技者表彰のプレイヤー部門とエキスパート部門。

http://npb.jp/news/detail/20161130_01.html

 

 

競技者表彰はかつてはその一つだけで

プレイヤー部門とエキスパート部門と分かれていなかった。

 

このように分かれたのは理由がある。

長くなるが、なるべく簡潔にというか分かりやすく説明する。

 

以前の競技者表彰は

 

引退(選手引退、監督・コーチ退任)から5年が経過し

15年以内である元選手(監督、コーチ)であり、現役は候補外

 

なので、例えば、現役引退し、5年が経過したところで選出候補にあがっても

監督に就任すると現役扱いになり、選出基準から漏れる。

 

過去に往年の大選手が引退から30年40年と経過して

やっと殿堂入りにこぎつけたのも、それが原因による。(例 中西太、小山正明、金田正一)

 

 

現在の基準は

 

往年の名選手の殿堂入りが遅くなる

 

という過去の反省からか

 

とりあえず選手として現役を引退していれば

監督やコーチに就任していても、それは現役扱いにはならず

選出候補者からは漏れない

 

という基準に改められ

 

引退から5年経過し、15年以内の者

 

と、それだけに切り替えられた。

 

 

しかし、その引退から5年経過し、15年以内の者

という基準が非常に現代の選手に風当たりの良いように定められているのは

バカでも分かる。

 

 

過去の往年の名選手(例えば、60年後半~70年代に活躍した選手)は現在の競技者表彰プレイヤー部門の基準(引退から5年経過し、15年以内)には当てはまらないのだ。

 

 

だから、先ほどのリンク先の記事を見て欲しい。

 

 

 

競技者表彰プレイヤー部門は、全員2000年代の極最近の「若手」だ。(上記リンク先、元阪急の佐藤、元阪急の松永は基準が変わる前からリストに挙がっていた為そのまま。だから残り年数ももう僅か。それ以外は2000年代の極最近の元選手ばかり)

 

 

 

で、過去の往年の名選手はどうなっているかといえば

 

 

 

競技者表彰ではあっても

そこから外された部門である、エキスパート部門に回されている。(上記リンク先記事)

 

 

 

結論から、こういうことが伺える。

 

汚い表現をするがご勘弁を。

 

 

競技者表彰プレイヤー部門・・・最近の若手の元選手(ぬるま湯の現代っ子)

競技者表彰エキスパート部門・・往年の大選手(団塊の世代、ジジイ集団)

 

 

今までの基準が変わる前の殿堂入り選考基準では

ぬるま湯の現代っ子たちは燦然たる数字を残した選手たちには敵わず

どうしても選ばれない傾向にあったため、今の基準に切り替え

両者とも選抜できるようにした

 

 

プレイヤー部門とエキスパート部門の年齢(年代)層を判断すると、オレのそういう判断は間違ってはいないだろう。

 

 

 

公平なように見えて、実はそうではない。

 

 

 

これはちょっとどころではなく

 

 

 

不公平

 

 

 

だと、オレは思うんだがね。 専門家たちはここをどう思っているのか??

 

 

 

オレの指摘(思惑)は間違ってないと思うんだがね。

 

 

 

殿堂入りが遅くなっても



過去の往年の名選手は相応のすばらしい数字を残したわけだから、そこは競技者表彰のプレイヤー部門でキチンと評価すべき



とオレは思うんだがね。

 

 

 

話をまとめるとこういうことだ。

 

 

 

以前のような

 

 

コーチや監督を歴任し、それが原因で選出は遅くはなっても、競技者表彰でキチンと往年の名選手を称えていた基準のほうが

実際に選手として活躍した側の気持ちとしては嬉しいだろうし、公平であった

 

 

 

ということだよ。

 

 

 

 

今の殿堂入り基準を考えた人は

あまりにも頭が悪いね。

 

 

 

今の基準に変えたら

プレイヤー部門に現代っ子選手ばかりが候補に挙がり投票が当然集まるのは当たり前でしょ。(昔の名選手はその基準に当てはまらないのだから)

 

 

 

 

だから上記リンク先記事をご覧よ。

 

 

 

競技者表彰プレイヤー部門の新候補者4名

 

 

 

全員2011年に引退したお坊ちゃま達じゃないか。

 

 

 

こんなクソみたいな成績の輩から投票して選べ って・・・・

 

 

 

オレが投票記者だったら

白紙だよ。

 

 

 

 

 

絶対に前の基準に戻すべきだ。

 

 

 

今のままでは

 

 

 

プレイヤー部門には現代の元選手ばかりが選出され

エキスパート部門には昔の選手ばかりが選出される

 

 

という、最終的には

 

 

「そういう方向性です」

 

 

と殿堂側もタカをくくって開き直りでそういう発言(意向)を表明する恐れもある。

 

 

 


最後にコレは言わせて。

プレイヤー部門から外されて、エキスパートに落とされた(回された)往年の偉人たちの思いをオレが、ここで代弁する。

 

 

オレが上記リンク先、エキスパート部門の元大選手たちの立場だったら

 

 

「何で、ここまで数字を残しているオレがエキスパート部門のほうで、クソみたいな数字しか残してない現代のクソ選手たちがプレイヤー部門なん。ふざけんなよ。」

 

 

って正直に思うし、発言する。

叩かれても良い。

 

でも、昔の選手のほうが大きな数字を残したのは客観的事実で

それは誰もが認める覆しようの無い事実だから。

 

 

 

コレってね、かつて北別府が黒田の永久欠番のことで発言した内容

 

 

「なんで黒田で永久欠番で、ボクが永久欠番じゃないのかと思った」

 

 

 

というのと、良く似てる訝りだと思うよ。

 

 

 

 

 


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