現代プロ野球(メジャーリーグ)崇拝者の曲解の一つに
「昔だから速球(150キロ)を投げられない」
という短絡的、科学的根拠もない結び付けをしているものがある。
これに対しては大いにその輩を蔑みたいのと同時に
反論もしたい。
簡単に記事内容を書くと
昔の投手も150キロをゆうに超す科学的分析が出されている(中京大学・湯浅教授 分析)
これに対して、現代崇拝者が反論があるなら
科学的分析に対しては科学的分析で対抗しないと全くの無味乾燥である。(要は、理論性に対して感情論でぶつかっても、それは議論にならないし、反論できないことを意味する。もっとハッキリ言い換えると、理論に対して、すぐに感情的に「バカヤロー」「帰れ」と怒鳴るテリー伊藤のようなレベル)
現代崇拝者の
「昔の投手が150キロを出せるわけがない」という根拠には科学的根拠や分析など一切ない
ということを指摘したい。
まあ、オレの「昔の投手は150キロはゆうに出せた」と断言できるもう一つの根拠に
手榴弾(500gの鉄の塊)で遠投100m近く放る事実があった
ということ。
手榴弾の遠投や的当て競争は戦前のプロ野球で行われていたもので、手榴弾の遠投の記録も実際に残されていることに着目したい。
そういう500gの鉄の塊を放って100m近くの飛距離を出せる昔の選手(たち)は
汚い書き方をすると
「バカ肩(良い意味でね)があった」
ということ。
そんな異様な肩を持ちながら
球速130キロや140キロということはまず不自然。
続きは帰宅後。急いで外出しますんで。
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先ほど書いたように、手榴弾の重さは500g(を超える?)だ。
これは事実。
そして硬式球の重さは調べたところ、141~148g
手榴弾の1/4の重さでしかない。
昔だから速球を投げられない
昔だからレベルが低い
そう言って憚らない輩は冷静に考えて欲しい。
現代崇拝者たちが「レベルが低い」とか言っている、その昔の選手が500gの鉄の塊を苦も無く?100m近くもの距離を投げていたんだよ、実際に。
で、現代の(レベルが高いであろう)プロ野球(メジャーリーグ)の選手たちが500gの鉄の塊を放って100m近くの飛距離を出せた事実でもあるのか???
あるわけねーだろ(笑)
この時点で、昔の選手がレベルが低い というのは感情的かつ短絡的な一方向の結びつけであるということはよくわかる。
悪いけど、オレは
「現代のプロ野球(メジャーリーグ)の選手たちが500gの鉄の塊を放り80m、90m、100mと飛距離を出すことは不可能だ
と断言したい。
なぜか??
そもそも、「投げる」「投げぬく」訓練をしていないし野球の身体がそもそも培われていない。(培われていないから、ロクに投げてもないのに肩に違和感とかアホ理由で降板するんだよ) スタミナもない(実際に中4日登板程度でガタガタと「シンドイ」と吐く時点でレベルが低い)。走りこみもしていない。足腰も鍛えていない こんな現代の選手が、昔の選手を超える「地力」を備えているとは、常識で考えてまず言えない。
色々な道具を発案し、開発する「技術」は進歩はしているだろう。
それは様々な道具の状況から鑑みて、わかる。
しかし
だからといって、人間の根本的な地力の部分が比例して向上することと
イコールではないことを指摘したい。
イコールであるなら、そもそも昔のオリンピックの記録など、すべて破られているはずだ。