Quantcast
Channel: 最下位マリナーズを解雇された、カサカサゴキブリ戦隊 スズキ・ゴキローのブログ
Viewing all articles
Browse latest Browse all 802

最後に大きな輝きを残して引退した大杉勝男    「殆ど4番での成績。引退する人ではなかった」

$
0
0

以前、大杉勝男氏関連記事コメントで

 

「大杉勝男の最後の年(83年)は思った以上に輝きが大きかった」

 

と頂いたことがあります。

 

 

大杉勝男氏の83年の4番での成績を見てみます。(カッコ内は83年通算)

 

 

272打数(322打数)

77安打(84安打)

打率0.283(0.261)

20本塁打(21本塁打)

48打点(53打点)

 

 

 

殆ど4番で打ち出してます。

 

おまけに

 

本塁打率(本塁打1本出るのに何打数必要か)も13.6で14を切っているハイペース。王貞治もびっくりでしょう。

 

打点獲得率(10打数で何打点とれるか)も0.176と優秀です。

 

 

 

で、4番以外での打順で全くといって良いほど打てていないのも

ある意味びっくりしました。両極端だったんです。

 

 

50打数

7安打

打率0.140

1本

5打点

 

 

打率0.140もさることながら

本塁打率も50

打点獲得率0.100

 

と非常に悪いです。

 

4番じゃなかったら

まったく仕事ができてなかった状態でしょう。

 

恐らく大杉さんは思ってたんじゃないでしょうか。「オレが4番じゃないってふざけんな」 って(笑) これはありうるんじゃないかな。だってここまで差がハッキリしてるのだから。

 

 

ここまで4番での成績と

4番以外での成績がハッキリ差となっているのも珍しい。

 

 

確かにここまでマークが厳しい4番で仕事をして

去っていっているのは大きな輝きだったかもしれません。

 

 

83年現役最後の年に4番でほとんどの成績をあげて去っていった

伝説の豪打者 大杉勝男。

 

天井がある球場が当たり前の現代で

月に向かってホームランを放つことはもうできやしない。

 

 


Viewing all articles
Browse latest Browse all 802

Trending Articles



<script src="https://jsc.adskeeper.com/r/s/rssing.com.1596347.js" async> </script>