メジャーリーグは脚の遅い選手も内野安打がやたら出る　　　　　「内野守備に問題がある」

メジャーリーグの試合を見ていていつも思うことではあるが


脚の遅い選手でも内野安打がやたら出る



という事実。




実際、内野安打というものは



１・・・左打者
２・・・脚が速い


というものが絶対条件のようでもあるが
メジャーの世界を見ると、案外そうともいえない。




以前書いた記憶があるが




メジャーリーグの内野守備は
なるほど肩は良いが、ゴロ捕球地点にたどり着くまで
やたら時間がかかっているというか、体をノタノタ動かしている。そのため、ゴロ捕球地点までの移動速度が非常に遅い。これはほぼ間違いないと思う。




そのため、なんでもないゴロをこぼしたり
上手く捕球はできたが、もう間に合わないと思って、１塁に投げるそぶりをして
諦めたり。




そういうパターンも多い。




日本のプロ野球の試合を見ていると




日本のプロ野球は内野安打が非常に出にくいのが現実だ。
実際、日本時代のイチローも、脚に頼った打撃をしていたが
それでも内野安打の数は、メジャー時代の平年の、凡そ半分だ。




あくまでもオレの見た感覚的なものではあるが




日本プロ野球の内野守備は非常に俊敏な動きを見せて
ゴロ捕球地点までの移動が速い。　これも間違いないことだと思うが日本人は小柄な体型であるので、細かな動きに適しており、素早い動きが可能。そのため、ゴロ捕球も上手くこなし、内野安打が出にくい




そういうところなんだろうと思う。




メジャーリーグで脚の遅い選手もやたら内野安打が出る現実においては
その打者が良いところに打球を飛ばした（転がした）のではなく、内野守備そのものに問題がある　と判断したほうが正確だというところだ。




日本プロ野球とメジャーは



メジャー＞日本プロ野球



とバカの一つ覚えに結び付けている人が居るが




色々（打撃、投球、守備、走力、判断力、俊敏性）幅広く見てみると案外そうともいえない事実もきちんと出てくる。