よく、あるスポーツ選手が活躍するとバカの一つ覚えに
「強い」
と吹聴する人が居る。
オレは非常に疑問なのだ。
どうしてそこまで
「強い」と決め付けるんだろう
と。
その根拠は???
そういうと、まあフツーの人ならこう答えるだろうね。
「勝ってるという事実だよ。それ以外あるのか?」
でもさ、良く考えて欲しい。
勝利には2通りがある。
・相手が弱すぎて(そうでもなくて)自分はそうではないが勝利する場合
・相手も強いが自分が飛びぬけて強いため、誰も歯が立たず勝利する場合
「強い」と吹聴する輩が
どちらの意識で言っているのかによるが、口調から判断して
後者のように思える。
オレはそれに「待った」をかけたいわけだ。
当たり前だよ。
さっきも書いたように
「どうしてそう強い強いとすぐ決め付けるんだよ」
と単純に疑問に思うからさ。
人間の力を考えたら単純にすぐ分かる。
人間の力はアリよりも弱い。これは証明されている。
(アリの力は人間の大きさとして考えたら、一人で大岩を転がしているのと匹敵する力)
人間が強いのは
「知」 と言う分野においてのみであって
「力」においては、誰もほぼ同じ能力であって、個人差はあれど人間自体、大したことが無い生物。命ある生物の中で恐らく人間が一番力の分野で弱い
のであるのだよ。
そういう力の弱い人間同士の競い合いの分野で
相手を圧倒する能力を突然変異で有すること自体が不自然だ。 ましてや何十年の浅い年月でそこ(その個人の力)を革命的に変化させることもまず不可能
だから理論(理屈上)は以下だ。
「その個人の力が強いのではなく周りが弱すぎるから勝つ」
スキーの高梨(6連勝)とかレスリングの伊調(130連勝)とか相撲の白鵬(優勝回数35回)とかも周りが弱いだけだ。
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「強い」「強い」は錯覚で「周りが弱いだけ」だったりする 高梨、伊調、白鵬・・・
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