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元ロッテの里崎智也は過大評価で間違いない      「これで素晴らしいとかいうのはアホの極み」

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自分の記事をネットで探っていたら
オレが過去に書いた「里崎は過大評価」の記事に対して
噛み付いているバカが一人いた。

http://blogs.yahoo.co.jp/maruyoshi3220kai/11617081.html

ちょっと面白いので晒し者にしておく。




何が面白いのか???


1・・・「総合力に優れた」と言っておきながら、触れているのは遠投120mとか、たった2年間の盗塁阻止率のリーグトップのことだけ。

2・・・2005年~2010年の6年間、二桁本塁打を打っていると言いながら、中身(内容)を全く見ていない。


こういうところだけを見て


「総合力に優れた」 とはあまりにも爆笑モノで


「ファン」ってのはやっぱり視野が狭い(視野が狭くなる)んだな と思った。まあその気持ちは分かる。イチローファンなんかその「視野が狭い典型」だし。どうしても応援していれば、悪い点も度外視してしまうし、悪い点を見ないようにしてしまうのもファン情理なのは、野暮なことなしで、オレもわかる。好きなものを批判されたら気分も悪くなるだろうし、自分が攻撃されたと被害妄想に思うのも、まあ理解できなくは無い。それが感情で生きる人間の性だから。



オレは、それが理解できているからこそ
「好きなもの」を作らないようにしているし、仮に好きなものを作っても
良い部分、悪い部分をすべて理解し、客観的に判断するように努めている。



だからこそ、オレはいかなる場合でも冷静(冷徹)な判断が出来る。良く言えばその「冷静沈着」。悪く言えば、「非情(人間臭くない)」。





さて、話を上記2点に戻す。


まず1点目。


里崎は2005年と2009年の2年が阻止率リーグトップだったといっても
15年間の現役で阻止率は0.311
捕手という立場から、そこまで「良い」とは言えない。2年だけでなく全体で見る必要がある。
良いところだけ見て「ふざけんなテメエ」と言うことはアホがやること。


そういう「良い年だけを見る」ことが許され、評価を変えるように婉曲的に促すならそれはどの選手にも言えることになり、どの選手への評価もすべて洗いざらいする必要がある。

それに里崎の阻止率0.311で持ち上げられるなら
元ヤクルトの大矢明彦はどうなる?? 彼は16年の通算で盗塁阻止率0.433なんだけど。阻止率トップは4年ありまっせ。
おまけに0.400以上は10回。9年連続盗塁阻止率0.400以上だ。

大矢明彦の成績はコチラ
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E7%9F%A2%E6%98%8E%E5%BD%A6





2点目。



2005年~2010年の6年間で二桁本塁打を打っているのに
「過大評価なワケないだろ」と、リンク先のブロガーは発言しているが



全く内容(中身)を見ていないのが明確である。




確かに二桁本塁打を6年続けているのは事実だ。



しかし、本塁打率(本塁打を打つペース。計算は打数÷本塁打数)を見れば、とてもではないが「打ってるだろ!過大評価なワケないだろ!」というのは軽挙妄動であることもわかる。



2005年~2010年の里崎の6年の本塁打率を羅列してみる。



2005年 297打数 10本 本塁打率29.7
2006年 382打数 17本 本塁打率22.5
2007年 477打数 14本 本塁打率34.1
2008年 330打数 15本 本塁打率22.0
2009年 414打数 10本 本塁打率41.4
2010年 247打数 10本 本塁打率24.7





中身(本塁打を打つ能力、ペース)を鑑みれば、二桁打っているのは打数が積み重なっただけで、元々期待が全く出来ない打者が打数が積み重なったことにより二桁突破したと考えるほうが正しい。



この現実を鑑みても




「打ってるじゃないか!」と言う人が居れば
完全にそれこそアホの極みだろう。






その「打っている」(だろう)6年間だけで見ても



2147打数 76本 本塁打率28.3



と言う結果だ。




本塁打率30弱の打者を



「打てる」



と判別するなら



今までどんな打てない打者ばかりを見てきたのか
それをまず小一時間問い詰めてみたい。





表面上の数字(積み重ね)も大事かもしれないけど
それ以上に大事なのは、中身(内容。過程)だよ。







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