世間一般的に
「良い打者」
「優秀な打者」
とは客観的(誰もがそうだねと判断できる)に
どういう打者を言うのですかね?
人それぞれ
「打率が高ければ良い打者」
「ホームランが打てればよい打者」
「チャンスに強ければよい打者」
と主観的に、個々の判断基準があるとは思います。
まあそれは当たり前で、各々そういう自分の主観を持って
選手判断をしているはずなんですね。
しかし、誰もが「それは間違いなく優秀な打者だ」と判別できる基準(客観的事実)として
3冠(打率、本塁打、打点の主要3部門)を満遍なく、偏り無く残せる打者というのは、誰もが「凄い打者」「優秀な打者」と認めるところでは無いでしょうかね。
根本的に打率が高い打者が世間では何かと認められる風潮があります。
これはかなり昔からですね。しかし、そういう打者には以下の特徴が見られます。
打率が高い。しかし長打が打てず、ホームランも少なく、打点も低い(例 イチロー、篠塚、新井、若松、榎本)
打率に特化していて、かなりの高打率を毎年残していきますが
あまりにもそこに偏重しすぎているので、長打が無く、ホームランも打てず、打点も残せません。
打点が残せないと言うことは、長打も無く肝心なところでもシングルヒットになりランナーがホームに生還できない状況が多いのでしょう。
いつかも書いたと思いますが
オレは、高打率であることを「アカン」と否定してません。
寧ろ高打率は非常に良いことだと思ってます。
でも、高打率であるには、内容次第だと言うことを指摘したはずです。
これですね。
http://ameblo.jp/miumalovely/entry-11276257645.html
高打率であるには、内容が伴っていないと意味が無いということなんです。
よく、打率に着眼点を置きまくる人が居ますが
内容をキチンと見ないとアカンということですね。
例えば、安打が2500あるとしたら、その安打の中にどれだけ長打があり
どれだけホームランがあり、どれだけランナーを生還させるヒットがあったか。
そういう中身をキチンと冷静に判断していく眼力が必要だと言う事です。
打率一辺倒で、中身も薄っぺらい打者を
さも3冠を満遍なく残す打者より上のような扱いにし、崇める行為は
やはり軽挙妄動であって、馬鹿馬鹿しい行動だと思いますね。
例えば、シングルヒット、打率一辺倒のイチローを
王や張本や落合や山本や大杉のような偉大な強打者達より上の能力を持った打者の扱いをする風潮は、あまりにもアホのする行動だと言う事です。
打撃能力(打者)として、イチローより上の打者は過去にも腐るほどいます。
これも事実なんです。
http://ameblo.jp/miumalovely/entry-12103877480.html
日本時代限定のイチローですら、3冠を残すレベルとしては180程度です。
そういう打者を300にも400にも大きくして巷は崇めてるってことです。
冷静に判断して、本当に滑稽です。
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良い打者、優秀な打者とは打率、本塁打、打点の3部門を偏り無く残せる打者 「客観的事実」
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