2年前にこういう記事を書きました。
http://ameblo.jp/miumalovely/entry-11299632207.html
シーズンMVPは大杉氏ではなく
なぜか若松氏でした。
まあ、オレは打撃だけの判断しかしていないのですが
実際は、他の面も考慮しての若松氏の選出だったんでしょう。
しかし、現に若松氏が発言していたことですが
「MVPは大杉さんだと周りは言っていたし
私もそう思っていたのでびっくりした」
やはり、1978年シーズン制覇の原動力は
間違いなく大杉氏だと思います。
彼の力は大きかったのは間違いないでしょう。
開幕からの129試合連続得点の原動力も彼抜きにしては
考えられません。
更に、1997年1月に大杉氏の殿堂入りが決まったときの
週間ベースボール雑誌内でも、以下の大杉氏の発言が載せられています。
「どんなに頑張っても、手柄は生え抜きに持っていかれる。外様は辛いなあ」
この大杉氏の愚痴は1978年当時に言い放ったのか
その後、過去を振り返ってそう言ったのか、わかりませんが
手柄=MVP
生え抜き=若松
外様=本人
これは間違いないでしょう。
大杉氏本人のMVPが決まったような状況だった。
それも本人は確信していたが、土壇場で若松になった。
それに対しての不満・愚痴をこぼしたのでしょう。
あまり大杉氏は愚痴を言うような人ではないのは
オレは知っていますが
その大杉氏がここまで言うのは
本当に珍しくもあり、本当に不満に思っていたのでしょう。
オレはブログでも過去に書きましたが
世の中、「当たり前だ」といわれることでも
冷静に俯瞰すれば
世の中は非常に不合理なことが多いのに気付く。
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豪打者 大杉勝男氏の珍しい愚痴 1978年シーズンMVPに選ばれなかった際
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