野球のクイックモーション投球は
1970年代中盤に、南海の野村克也氏がブレイザーと発案したと言われています。
けど、オレが知る限りは
それより以前からクイックモーション投球は存在してるんです。
実際、ナンバーのビデオ
「スラッガー列伝」で紹介されている映像で
阪神・別当薫氏と対戦する、片山という投手がクイックモーションで投球しています。
この映像は、確か1949年です。
さらに片山投手のユニフォームが東急のものなので
1949年で確定です。(1950年から氏は大洋に在籍)
また他にも誰かクイックモーションで投球してる映像は無いかな
と、動画を探っていたら、ありました。
別所毅彦投手がランナー1塁の場面で
クイックモーションで投球してます。
昭和24年の映像なので
1949年ですね。
ノックアウトされた別所のあとの桝投手もクイックモーションで投げてます(ランナー1塁)
野村がクイックを考案したと言うデマは
どこからどう広まって言ったのでしょうか??
野村克也が、勝手に
「オレが考案したんだ」とデマを吹聴し
それが一人歩きしただけか。
いずれにせよ
野村がクイックを考案したというのは
完全なデマであることは間違いないところです。
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クイックモーション投球は1949年からすでに存在している 「野村克也が考案した」は嘘
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