日本プロ野球の歴史は80年。
その永い歴史の中で数多の選手達が鎬を削ってきました。
自分は昔から「打者」を追ってきて
打者の研究をしてきました。
日本プロ野球80年の歴史で
最高の10人を挙げろ と言われたら以下の10人。
1・・・王 貞治
2・・・長嶋茂雄
3・・・落合博満
4・・・大杉勝男
5・・・張本 勲
6・・・野村克也
7・・・門田博光
8・・・山本浩二
9・・・清原和博
10・・土井正博
今のところ、この10人に変動はありません。
ただ、10人目の土井は真っ先に誰かに変わることがあると思います。結構自分でも土井は揺れ動いてます。(他の9人は動いてません)
まず
土井正博と松井秀喜
結構悩みました。
かつて、オレは松井を入れていたと思います。
でもよくよく考えました。
松井の日本10年と土井の20年を比べたら完全に松井なんですが
やはり「10年で松井は日本のプロ野球を終えている」ということを考えると
永く日本のプロ野球で数字を残し続けると言う点において弱い。(何度も言うように10年という短期間では暴風並みに凄い成績なんですがね)
また、土井は20年の現役で打率0.282 本塁打率19 打点獲得率0.142
と安定した成績を残してます
10年で 暴風並みの打撃成績とはいえ
松井がその後、それと同じように残し続けていたと単純に考えるのは
あまりにも無理があるでしょう。
勿論、あのままもっと凄い成績を残し続けた可能性はある。でも2002年以降 徐々に数字を落とした可能性もある。(ファンは「そんなことはない」と言いたいところだろうが、やって無い以上「落ちた」とも言えるんですよ)
こればかりは2002年以降、松井は実際に日本プロ野球でやっていないので推測自体がお遊びの行動になります。
大杉さんがメジャーで通用しただろう という過去の記事も勿論同じ推測です。
大杉さんは実際にメジャーでやってないので、あくまでも推測の域を超えません。
ただ、メジャーに通用するような打撃。ストロークが短く反比例して飛距離が出せた完全なメジャー対応型の打者なのでその可能性が松井以上にあった打者と言う、あくまでも永年打者を見続けたこちら側の判断です。
通用した可能性がある というあくまでも可能性の話で
勿論、早晩潰れた可能性もあります。
なので推測の域を超えません。
過去記事に書いた、イチローの2001年からも日本で続けていたら の話も同じ事です。
イチローはあのまま続けて居たら張本の3000安打を更新したか?のブログでイチローが残り10年11年の現役を打率0.353で5000打数続けて・・・と記事にしましたが、あくまでもそれは「あり得ない」行動を推測したものです。歳を食えば誰も衰えますから。衰え知らずで0.353を残し続けると言うのはあくまでも最高の条件での推測です。 その条件の推測でも
イチローが3085安打更新をするのは厳しいと判断しました。
更新した可能性もある。
でも、出来ない可能性も十分ある(試合数そのものが日本は圧倒的に少ない。400打数平均のイチローが打数を飛躍的に伸ばして500打数を毎年必ずクリアし、0.353を維持し続ける というのは非常に困難なこと)。
しかし
イチローは2001年以降日本ではやっていないので
全て推測で判断するしかありません。
ただ
メジャーで内野安打量産で安打を水増ししてたようには
日本ではいかないだろうな と。
話を土井と松井にもどします。
永年日本プロ野球でそこそこの安定した打撃成績を残した土井がとりあえず10人目。
松井はとんでもない10年のレベルだったのは確かですが、やはり10年で終わっていることを考えると、そこ(10人目)に10年の成績で食い込ますのはちょっと無理があるのでは という判断です。
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日本プロ野球歴代の打者10人 「今のところ、この10人に変動はありませんが・・」
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