打点の多少を打順(環境)のせいにするバカがまだいることに驚きです。
打点の多少は
打者能力に関係します。
過去に腐るほど書いてきました。
http://ameblo.jp/miumalovely/entry-11080046017.html
http://ameblo.jp/miumalovely/entry-11868278675.html
http://ameblo.jp/miumalovely/entry-11899438884.html
打点をあげるには
前のランナーが出ているか否か、そしてその場面で自分が打てるか否かで
大きく違いますね。
いくら前のランナーが出ていても
自分が打てなければ打点はつかない。
そう指摘すると
だから、前のランナーが出ていなかったら
打てる打者でもどうしようもないじゃないか
というバカがでてきます。
言いたくなる気持ちもわからないでもないですが
一つ、肝心な行動を忘れていますよ?
そう
ホームランが打てる打てないで
打点の高低(多少)は大きく違ってくる
ということです。
昨晩、コメントでも返した内容を
そのままここでも載せます。
例えばイチローですが
イチローは昨年までのイチロー自身の実働で見てみると
13761打席 12583打数 230本 1246打点
多くの試行回数を重ねている割に
打点は伸びてませんね。
打点率
1246/13761=0.090
打点率は0.100を切っている悲惨な状況です。
しかし、イチローが今の打席、打数であと200本、本塁打を上積みできる能力があり
そして上積みできていたらと仮定すると、どうなっていたか?
13761打席 12583打数 430本(本塁打率29.3)
本塁打分(200)の打点は200打点(ぜんぶソロ)と仮定して1446打点。
打点率
1446/13761=0.105
0.100を超えて
当然打点率も上がってますね。
次はメジャーのみで見てみます。
9663打席 8964打数 112本 695打点 本塁打率80
本塁打率・・・ 滅茶苦茶悪すぎですね。
本塁打10本打とうと思えば、800打数必要ってことですからね・・。
800打数を試合数に換算すると
1試合4打数最低消化としたら、200試合です(笑)
まあ、そこは置いておいて
打点獲得率を弾き出してみましょう。
打点率
717/9663=0.074
上記がメジャー時代のイチローの実績ですが
200本上積みできる力があったとしましょう。
9663打席 8964打数 312本 917打点(200本はすべてソロ本塁打と仮定)
打点率
917/9663=0.095
やはり違いますね。
本塁打が打てる打てないで
打点は大きく違ってきます。
勿論、ソロかツーランかスリーランかグランドスラムかで打点の多少は違ってきますが
全部ソロで仮定しても打点はこうも違ってきます。
やはり当たり前のことですが
打点の高低(多少)はホームランが打てる打てない、
長打が打てる打てないが大きく関係します。
そう書くと、こういうバカが出てきます。
「ホームランや長打が打てる打者のほうが有利じゃないか」
当たり前でしょ????
ホームランが打てる打てない、長打が打てる打てないは能力の問題なんだから。
(勿論、ランナーが居る状態で打てる打てないも能力の問題)
それは打順による公平不公平の問題ではない。
打てる力があればランナーが無くても1打点をもぎ取ることができ
打てる力がなければ、ランナーがいなければ1打点をもぎ取ることは出来ない。
「打てる打者のほうが有利」
そういう文句を出すなら
自分が打てるように努力すれば良いだけ。
↧
打点の多少を打順のせいにするバカがまだ数多いる件 「本塁打や長打が打てれば上がる」
↧