イチローは日本時代で限定しても大した先頭打者ではない　　　「やはり打率オンリーの打者」

「日本時代のイチローに限定すると屈指の先頭打者」

と吹聴する輩が世間に数多居ますが
ちょっと待てよ　と思いました。

というのも、巷のバカみたいによく言う発言

「先頭打者は出塁し、後続の打撃で生還する（させてもらう）のが目的」

を第一に考えると


イチローは、その目的（先頭打者の能力）を備えているとは思えないからです。



載せてみます。
（１・・・本塁打得点、本塁打出塁含有確率　２・・・１を含めない確率）



●日本時代のイチロー
１・・・得点数６５８　出塁数１７２１　出塁が得点に繋がる確率・・・０．３８２
２・・・得点数５４０　出塁数１６０３　出塁が得点に繋がる確率・・・０．３３７


今回は、先頭打者　に括って（限定して）比較対象を出しましょうか。
歴代の先頭打者を挙げてみます。


●福本豊
１・・・得点数１６５６　出塁数３８６１　出塁が得点に繋がる確率・・・０．４２９
２・・・得点数１４４８　出塁数３６５３　出塁が得点に繋がる確率・・・０．３９６

●柴田勲
１・・・得点数１２２３　出塁数２９７２　出塁が得点に繋がる確率・・・０．４１２
２・・・得点数１０２９　出塁数２７７８　出塁が得点に繋がる確率・・・０．３７０

●広瀬叔功
１・・・得点数１２０５　出塁数２６７８　出塁が得点に繋がる確率・・・０．４５０
２・・・得点数１０７４　出塁数２５４７　出塁が得点に繋がる確率・・・０．４２１

●大石大二郎
１・・・得点数１１１６　出塁数２５９６　出塁が得点に繋がる確率・・・０．４３０
２・・・得点数９６８　　出塁数２４４８　出塁が得点に繋がる確率・・・０．３９５

●高橋慶彦
１・・・得点数１００３　出塁数２３５５　出塁が得点に繋がる確率・・・０．４２６
２・・・得点数８４０　　出塁数２１９２　出塁が得点に繋がる確率・・・０．３８３

●藤田平
１・・・得点数８５４　出塁数２６３５　出塁が得点に繋がる確率・・・０．３２４
２・・・得点数６４７　出塁数２４２８　出塁が得点に繋がる確率・・・０．２６６





うーん



イチローって、日本時代限定でも
先頭打者としても大したことないですね。



他の先頭打者たちが凄すぎて
日本時代のイチローの生還率も霞んで見えます。




巷のイチローファンがバカの一つ覚えに言う


「先頭打者は出塁し、後続の打撃で生還する（させてもらう）のが役割だ」


を考えた場合


日本時代のイチローより
対抗馬として列挙した、６人のうち、上の５人のほうが


その（先頭打者の）役割としては
イチローより相応しいということになります。



日本時代のイチローは


実働９年　通算打率０．３５３　本塁打率３１　打点率０．１２９


ですが



やはり打率だけ（そこだけが取り柄）のバッター　と言っても過言ではないと思います。




まあ、早い話



脚が速いことによる
内野安打の高打率バッター


ですね。