イチローは、「脚で打率が高い」という特異な条件がある打者だ。
逆説では
正々堂々のバッティングによるクリーンヒットによる打率は非常に悪い。
これは
日本時代でもメジャー時代でも変わらない。
そして事実だ。(日本時代は、クリーンヒットによる打率は0.294なのだが。ただ、打率0.353という9年の通算を考えると、いかに脚によるかさ上げが大きかったかがわかる)
ようは
脚による打率かさ上げがここまで大きい打者は
過去にも例がなかった打者だ。
ということだ。
で、以前にも何度も書いたことがあるが
イチローのバッティングを観察していると
結構な欠点が浮かび上がってくる。
それをかいたのが以下のリンク先記事。
https://ameblo.jp/miumalovely/entry-11279373781.html
https://ameblo.jp/miumalovely/entry-11418705328.html
http://ameblo.jp/miumalovely/entry-11494876057.html
上記リンク先にすべて書いているので
今回のこの記事では詳しい内容は割愛だ。
コメントでも先日書いたが
イチローはかなりのドアスウィングの打者だったりする。イチローに流し打ちが見られない。
要は、引っ掛けが多い。
特に
流し打ちの長打がほとんど無く
流し打ちの本塁打が全く無いのがその証拠でもあったりする。
そして、腰砕けになるバッティングが多い。
腰砕けが多い=バッティングの壁が崩れやすい状況=軸が脆い
これは、ストロークが長い(振り幅が大きい)ので打つ打たないの見極めが早い。すなわち、ホームベースから2~3m投手よりで判断しているのがイチロー。
だからどうしても引っ掛けが多くなり、大きな変化球や豪速球が来たとき、体勢を崩されて腰砕けになりやすい。
ただ
インパクトから、フォロースルーのときに見られるタコみたいな顔を見れば脱力を心がけているのはわかる。
「ふぅ~」
みたいなタコみたいな顔になっているので
脱力はしているんだろうな と。
脱力はバッティングの基本であるので
良いことなのだが
脱力を心がけながら
1・・・引っ掛けが多い
2・・・打球が飛ばない
3・・・腰砕けになる
というイチローの現実を鑑みると
やはり、イチローの打撃技術というものはレベルそのものが低い状況であるということだ。高打率を稼いでいたのはバッティング技術によるものではなく
脚による恩恵で低い打率が高打率に切り替わっていただけであり、データ上それは覆せない事実である
ということだ。
元々打率が低い(内野安打が無ければ打率が残せない)という現実があるところに
1・・・本塁打が打てない
2・・・長打が打てない
3・・・ランナーを還せない(打点が低い)
というほかの事実である要素も鑑みると
やはり、イチローという打者は
脚による恩恵で、もともと低い打率が高い打率に変わっていただけの、それだけの打者で、バッティングの根本(ベース)は非常に低い打者
という結論は間違いないところだ。
現実
優秀であればあるほど
打率、本塁打、打点
総てにおいて満遍なく高い数字になることは事実だ。
例えば
ランス(元広島)のような打者を
優秀な打者だと言うのか??? それを考えれば
話はわかりやすいのではないか???
ランスは本塁打に特化した(大きく偏った)打者だ。
イチローはその偏りが打率に変わっているだけだ。
そこを考えたら、自ずと結論は簡単に出てくる。