昨日、コメントでも示しましたが
130試合制の日本のプロ野球は今から20年前の話で
現在は144試合です。
メジャーリーグに至っては、162試合と
現在はどちらも試合数が多くなっており
数字を残す という点では非常に恵まれた環境ではあると思います。
昨日のコメントでも書きましたが
3000安打の張本勲氏は、日本プロ野球唯一の3000安打達成打者であり
130試合制の時代の打者です。
130試合制の打者が
3000安打を達成するには
1・・・打率0.300を毎年残し
2・・・130試合フル出場し
3・・・必ず4打数を消化する
という3つのシビアな条件を加えて
20年掛かる数字です。
しかし、メジャーリーグにおいては162試合制です。
メジャーリーグの162試合の環境で
1・・・162試合フル出場し
2・・・必ず4打数消化し
3・・・20年間で3000安打を達成するには
という3つの条件で鑑みたところ
メジャーリーグでは
打率0.239で3000安打は達成できてしまう計算になります。
(日本のプロ野球では、打率0.300で無いと無理)
メジャーリーグでは、3000安打達成打者が数多存在していますが
やはり試合数の多さと言う点、それに比例した打数の多さが助長しているのが
実際のところでもあるでしょう。
イチローもかつて珍しく正論を言っていましたが
「数字を残すと言う点では、日本のほうがシビア」
これは、間違いなく正しいことだと思います。
で、張本氏に話を戻すと
張本氏は、130試合制の打者だったと言うこともそうですが
打数が少なくなるクリンアップ
という点で、3000安打を達成したという(シビアな)おまけつきです。
23年の現役で9666打数だから420打数が張本氏の平均打数。
弟分の大杉勝男氏も19年の通算で7763打数だから
だいたい、130試合制のクリンアップたちの打数は
現役通算平均、400打数前後です。
ここを基準に
1・・・130試合制で
2・・・400打数前後の打者が
3・・・打率0.239で3000安打を残すには
を計算したところ、以下の年数が必要になってきます。
31年(長生きしなきゃね)
確か
メジャーリーグでは打率0.239で3000安打を残すには20年で大丈夫でしたね。
しかし、試合数の少ない日本のプロ野球の(特に130試合制の)環境では
31年とメジャーリーグに比べて、11年も余計に掛かってしまいます。
単純に
数字の上積みにおいては、こうも違ってきているのが
日本のプロ野球とメジャーリーグです。
130試合制の打者たちが
現在の144試合制で生きたり、162試合制で生きたりしたら
数字の積み重ねにおいては、もっと違った結果になっていたのは当然のことなんですよね。
かつて、張本氏や弟分の大杉氏が
162試合制で生きた打者だったら ということで数字を弾き出した記事を書いたことがあります。
全く違った結果でしたね。
何が言いたいのか。
もうバカでもわかると思いますが
1・・・数字を残すと言う点では日本のプロ野球のほうがメジャーよりも難しい
2・・・1は、レベルそのものがシビアである(レベルが高い)ということにもなる
3・・・130試合制で3000安打を達成している張本氏は超人であり、異次元レベル
よく、イチローファン(特にマスコミ)は
イチローが日本のプロ野球にあのまま残っていたら3000安打を達成していた
とか言いますが
結論は、無理
ということはかつて書きました。
現役通算9年の力量を落とさないという条件でも
20年あたりの現役で、通算安打数は
2780
くらいで終わっていたはずです。
興味ある輩は
過去記事を探ってください。
130試合制の日本のプロ野球は今から20年前の話で
現在は144試合です。
メジャーリーグに至っては、162試合と
現在はどちらも試合数が多くなっており
数字を残す という点では非常に恵まれた環境ではあると思います。
昨日のコメントでも書きましたが
3000安打の張本勲氏は、日本プロ野球唯一の3000安打達成打者であり
130試合制の時代の打者です。
130試合制の打者が
3000安打を達成するには
1・・・打率0.300を毎年残し
2・・・130試合フル出場し
3・・・必ず4打数を消化する
という3つのシビアな条件を加えて
20年掛かる数字です。
しかし、メジャーリーグにおいては162試合制です。
メジャーリーグの162試合の環境で
1・・・162試合フル出場し
2・・・必ず4打数消化し
3・・・20年間で3000安打を達成するには
という3つの条件で鑑みたところ
メジャーリーグでは
打率0.239で3000安打は達成できてしまう計算になります。
(日本のプロ野球では、打率0.300で無いと無理)
メジャーリーグでは、3000安打達成打者が数多存在していますが
やはり試合数の多さと言う点、それに比例した打数の多さが助長しているのが
実際のところでもあるでしょう。
イチローもかつて珍しく正論を言っていましたが
「数字を残すと言う点では、日本のほうがシビア」
これは、間違いなく正しいことだと思います。
で、張本氏に話を戻すと
張本氏は、130試合制の打者だったと言うこともそうですが
打数が少なくなるクリンアップ
という点で、3000安打を達成したという(シビアな)おまけつきです。
23年の現役で9666打数だから420打数が張本氏の平均打数。
弟分の大杉勝男氏も19年の通算で7763打数だから
だいたい、130試合制のクリンアップたちの打数は
現役通算平均、400打数前後です。
ここを基準に
1・・・130試合制で
2・・・400打数前後の打者が
3・・・打率0.239で3000安打を残すには
を計算したところ、以下の年数が必要になってきます。
31年(長生きしなきゃね)
確か
メジャーリーグでは打率0.239で3000安打を残すには20年で大丈夫でしたね。
しかし、試合数の少ない日本のプロ野球の(特に130試合制の)環境では
31年とメジャーリーグに比べて、11年も余計に掛かってしまいます。
単純に
数字の上積みにおいては、こうも違ってきているのが
日本のプロ野球とメジャーリーグです。
130試合制の打者たちが
現在の144試合制で生きたり、162試合制で生きたりしたら
数字の積み重ねにおいては、もっと違った結果になっていたのは当然のことなんですよね。
かつて、張本氏や弟分の大杉氏が
162試合制で生きた打者だったら ということで数字を弾き出した記事を書いたことがあります。
全く違った結果でしたね。
何が言いたいのか。
もうバカでもわかると思いますが
1・・・数字を残すと言う点では日本のプロ野球のほうがメジャーよりも難しい
2・・・1は、レベルそのものがシビアである(レベルが高い)ということにもなる
3・・・130試合制で3000安打を達成している張本氏は超人であり、異次元レベル
よく、イチローファン(特にマスコミ)は
イチローが日本のプロ野球にあのまま残っていたら3000安打を達成していた
とか言いますが
結論は、無理
ということはかつて書きました。
現役通算9年の力量を落とさないという条件でも
20年あたりの現役で、通算安打数は
2780
くらいで終わっていたはずです。
興味ある輩は
過去記事を探ってください。