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メジャーリーグはどんな部分も「レベルが高い」という日本人  「下らん理由がある」

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先日、以下のリンク先記事を書きました。

 

http://ameblo.jp/miumalovely/entry-12206163463.html

 

今年のアメリカンリーグの最優秀防御率は3.00ジャストでした。

2点台は一人もおらず。

 

永年野球を見てきているオレにとって

防御率3.00台で最優秀防御率が決まったのは、日本とメジャーリーグ合わせて

数年くらいしか記憶にありません。(日本プロ野球では2年、メジャーリーグでも2年)

 

日本ではまだゴキブリイチローがオリックスにいるとき2年連続で3点台で最優秀防御率が決まったことがあります。(最初に出そうだったのは94年のパリーグ。最終戦で西武新谷が規定投球回に達し、2.98で最優秀防御率。記憶が正しければ次点はロッテ伊良部で3.04くらい。新谷が帳尻合わせたようにギリギリ到達しなければ94年で初の3点台最優秀防御率)

 

3点台で最優秀防御率が決まったとき、かなり以下のような声が聞こえてきたのを覚えています。

 

「レベルが低い」

 

間違いないと思いますが

 

「レベルが高い」「プロ野球の世界は厳しい」

といった、プロの世界を賞賛する声は出ていませんでした。

 

 

ここで矛盾があります。

 

 

先ほどのリンク先の記事で取り上げた内容

 

 

「最優秀防御率が3.台で決まるとはメジャーは厳しい」

 

このメジャーを持ち上げる態度や声。

非常に訝りがあります。

 

 

指摘しましょう。

 

 

なぜ、日本プロ野球で最優秀防御率が3点台のときには

「3点台で決まるとはプロ野球は厳しい」といった賞賛の声は全く出さなかった(出なかった)のに、メジャーリーグということになると、180度態度を変えたように、「厳しい」とレベルがいかにも高いかのように持ち上げるのでしょうか?

 

 

 

これには日本人にバカみたいに見られる「メジャーリーグマンセー」といいますか

どうしても持ち上げなければならない下らない理由が混在しています。

 

 

指摘します。

 

 

1・・・メジャーに挑んだ殆どの日本人選手が日本に舞い戻ってきている=通用していないという判断を下している=メジャーリーグのほうがレベルが高いという短絡的な結びつけ(しかし、実際はメジャーから日本に来た助っ人も日本で通用していない事実・過去もある。要は、その環境に合うか合わないか。1はただの固定観念)

 

2・・・過去の日本プロ野球チームとメジャーリーグの対戦戦績からメジャーリーグチームの圧勝という過去が存在しているので、いまだにメジャーのほうがレベルが高い(メジャーリーグの世界はどの国の球団も超えられない壁)という先入観を抱いている(これは本当に過去にとらわれた古い先入観。今は日本プロ野球チームが親善試合でも簡単に打ち下せる。その事実はなぜか度外視)

 

3・・・メジャーリーグのレベルが低いと指摘すると、同時に現在メジャーリーグの世界に籍を置いている日本人選手の存在そのものを否定することになるので、いかなる場合もレベルが高いと吹聴している(個人的解釈から、この3の意識が強いと判断している)

 

 

以前にも指摘したように

 

日本プロ野球はメジャーリーグのチームに簡単に勝てるようになりました。

開幕前の試合でも日本のチームが圧勝したり、そういう事実がちゃんとあります。

 

それは日本のプロ野球のレベルが上がったから という人がいますが

レベルの向上はハッキリ言って、そんな数十年では向上は見込めません。

 

 

なぜか?

 

 

 

それは競技する者が生身の人間だからです。

それに、「人間という生物の力が大したことが無い」 という物理的・科学的根拠から判断できることです。 人間の力は蟻にも劣ると立証されています。(蟻が人間ほどの大きさなら、蟻の力は一人で自分の何十倍の大きさの大岩を一人で動かせる力を有する)

 

そんな人間がたかが数十年の期間で革命的(飛躍的)に数十年前の人間(選手)を凌駕する力を蓄えられる(伸ばせる)わけがない。

 

 

 

客観的かつ理屈を持って考えていくと

 

 

 

日本プロ野球がメジャーの世界に接近し、打ち崩せるようになったのは

日本のプロ野球の選手たちが大きな力をつけたからではなく、メジャーの世界に居座る選手たちのレベルが下がってきているから

 

 

これが最も妥当な判断です。

 

 

当たり前でしょう。

 

 

 

今の時代、投手たちは完投もロクに出来ない。

投げぬく基礎体力すら培っていない。投げぬく必要が無ければ

投げぬくための訓練も基礎体力作りもしないでしょう。当たり前です。

 

 

そんな腑抜けた時代の選手が

飛躍的に能力を伸ばせるわけが無い。

 

 

そういう状況であれば

力は伸びるどころか、落ちる一方です。

 

 

今年のメジャーリーグ

アメリカンリーグの最多完投数は6 ナショナルリーグは5

完投数3でもベスト3にはいっているくらいです(笑)

 

 

本当に笑えますよ、この事実。

 

 

まあここまで少ないとなると

本当に投げる必要が無い世界なんだな とわかります。

 

 

調べたところ

 

 

 

日本プロ野球のほうが完投する投手が多いことがわかります。

今年の投手完投数(セパ両リーグ)

http://baseball.yahoo.co.jp/npb/stats/

 

 

メジャーリーグの世界に飛び込むと

田中もそうですが、途端に完投がなくなります。

 

 

今年にいたっては完投0です。

 

 

恐らく、投げぬくための訓練もメジャーの世界に飛び込んでから

していないはずですよ。 身体もメジャーの世界に入ってダボっとした感じになってます(楽天にいたころはもっとスッキリしていた)

 

 

 

ま、そんな世界のメジャーですから

すぐにレベルの低い(といわれる)日本プロ野球のレベルにまで落ち込むのは至極当然の理なんです。

 

言っておくけど、あくまでもやる(プレイする)のは力の乏しい人間(力を伸ばすにはあまりにも厳しい条件の人間)だからね。 力を伸ばすにはとてつもなく気が遠くなる年月を要するが、落ち込むのは早いよ。

 

人間ってのはそういうもんだ。

 

何でもかんでも「レベルが上がった」と短絡的に思い込むな ってことだ。

 

 

 

 

 


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