題目のとおり。
これは厳然たる事実です。
これに異を唱える人は野球を知らないか、メジャーマンセーか
数字に弱い人です。(きつい書き方ですが)
コメントでも書いた内容ですが
もう一度指摘します。
メジャーリーグの試合数は162試合(この試合数は何年続いているのか?)
現在の日本プロ野球は144試合。
ですが日本プロ野球は20年位前までは130試合制でした。
今回の比較は162試合制のメジャーリーグと130試合制時の日本プロ野球とします。
162試合が与えられる環境、即ちメジャーリーグの世界は
162試合を4打数消化すると648打数です。
打率0.250(4打数1安打)の打者なら162安打残せるって事ですよ。4打数1安打という結果を見て、大体の野球ファンって「打てる」と思いますかね?
はい。とりあえず162試合の環境が与えられるメジャーでは、打率0.250レベルでも「出れば」162安打が約束される環境と言うことは理解できたはず。
だってそうでしょう? 松井でもメジャー移籍1年目、打率は0.287(日本プロ野球19年の大杉勝男氏の生涯打率)で180安打(正確には179安打)残せたんですから。いかに162試合与えられるメジャーの環境が数字の上乗せに甘い環境であるか、馬鹿でもわかるでしょう。
で、過去の130試合制の日本プロ野球ではどうでしょう?
162試合制のメジャーと同じように4打数消化で計算すると
520打数
です。0.250の打者なら
130安打ジャスト。
162試合制のメジャーより32安打少ないです。
20年の現役になると、640安打も違ってくる計算です。
ココからが肝心。
メジャーの162試合と同じ162安打を130試合制の日本プロ野球で残すには
打率0.312
が必要です。
メジャーリーグは0.250で良かったはずです。でも日本では0.312じゃないと130試合制では162安打に届かない計算なんです。
この差わかってます??
130試合制の時代の日本プロ野球は
数字の積み重ねにおいても非常にシビアだったんですよ。
ここまで書いても理解できないバカが居ると思うので
130試合制で210安打を達成した94年のイチローで130試合制の日本プロ野球が如何に数字を残すのにシビアな環境だったか証明します。
彼の打率0.385でも200安打ギリギリだったんですよ。
520×0.385=200.2
94年のイチローでも200安打は
520打数ごときではギリギリ達成の数字だったわけです。
210安打までいけたのは
先頭打者でプラス打数が消化できたからです。
彼がもし、94年当時、クリンアップもしくは下位打線に居たら200安打は到達不可能だったのは間違いない。
それだけ試合数の少ない(比例して打数も少なくなる)日本のプロ野球は
数字の上積み(残すこと)という点ではシビアだったんですよ。
日本のプロ野球はレベルが低い???
ご冗談を(笑)
クソみたいな低打率の打者がメジャーリーガー
しかも防御率4点台、5点台、6点台の投手がメジャーリーガー
日本じゃ考えられない。
日本プロ野球じゃ
そんなレベルはすぐ2軍行きなんだよ。
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日本プロ野球よりメジャーリーグのほうが数字を残す点では甘い 「日本プロ野球はシビア」
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