昨日のコメントでもあったように
メジャー時代のイチローの内野安打数は697(因みに日本時代は201)
2016年7月7日現在までの総安打数は2990
メジャー時代のイチローの
内野安打が安打全体を占める割合は
23.3%
簡単に言うと
イチローのヒット10本に2本以上は必ず内野安打が含まれている
ということです。
昨日もコメントでオレが返した内容ですが
メジャー時代のイチローの
1・・内野安打を凡打ゴロとして考えた場合
2・・クリーンヒット率
を調べてみます。
1・・(2990-697)÷9525=0.241
2・・2293÷(9525-697)=0.260
完全にデータでも判りますが
イチローと言う打者は
ゴロが内野安打として記録されなければ
打率維持(向上)が見込めない打者
と言うことも間違いないでしょう。
メジャー時代のイチローの通算打率は0.314(くらい?)だったはずです。
そこをベースとして考えると
ここまで内野安打無し(凡打ゴロとした場合)で打率が著しく低下することは、いかに脚(内野安打)による打率を上乗せしていたかという客観的且格好のデータとなる。
イチローが今年、規定打席不足(規定打席に100打席弱足らない)であるが
打率0.337と高打率を誇っている。
しかし、スタメン奪取は出来ていない。
前にも記事で指摘したが
イチローは脚による高打率という特異な条件の打者で
おまけに、長打が打てない。そしてバットで点も取れない。
ノーランナーでも1発で点を取ることも出来ない。
そして打率と出塁率の差が著しく小さい。
バットで点を取らないといけない、野球というスポーツを鑑みた場合
そんな欠点が多くある打者を
「さあスタメンで使いましょう」
とはなかなか出来ないのかもしれません。
マーリンズのスタントンが低打率ながら使われ続けるのは
彼は打率は低いながら、やはり長打は打てるし、ノーランナーでも1発で1点を自力でもぎ取ることが出来る。そしてランナーも還せる。
総合的に見たときに、打率だけ高い打者より勝利に貢献できる
と判断されているんです。
こういう判断は間違って無いと思います。
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イチローは間違いなく内野安打が生命線の打者 「クリーンヒット率も悪い」
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