日本プロ野球80年の歴史
その80年の歴史で数多くの強打者達が生まれてきました。
左打者と右打者。
記録の神様 宇佐美氏がプロ野球全記録の書籍内で
「左打者は右打者より、1塁に数歩近いので、打率換算2~3分有利」
と指摘しています。
逆説では
「右打者は打率において、左打者より2~3分不利」
ということです。
極端な話、こういう解釈で間違ってないでしょうね。
左打者の打率0.300は右打者に例えると打率0.270~0.280に相応。
右打者の打率0.270~0.280は、左打者で例えると打率0.300に相応。
ここで、日本プロ野球80年の歴史で
シーズン打率ベスト10入りをした回数が多い右打者
をランキングして見ました。
(同数の場合、実働が短くて回数が多い打者・・・ベスト10入りする確率が高い)
(年数も回数も同じ・・・現役開始が早いほうが先)
1位 長嶋茂雄(17年) 13回
2位 落合博満(20年) 11回
3位 山内和弘(19年) 9回
3位 大杉勝男(19年) 9回
3位 野村克也(26年) 9回
6位 *中西太(18年) 6回
6位 山本浩二(18年) 6回
6位 土井正博(20年) 6回
9位 秋山幸二(20年) 5回
1位は、落合かと思っていたのですが長嶋の13回が右打者最多。
驚くべきことに
17年の現役で13回のベスト10入りです。
2位に
3冠3度の天才・落合の11回。
3位の9回は3人。
打撃の職人・山内和弘
「月に向かって打って」の大砲・大杉勝男
史上最強のキャッチャー・野村克也
申し訳無いですが
大杉の9回は意外でした。(7回くらいかなと思っていた)
あまりにも、「大砲・大杉」という印象が強く、打率ベスト10入りの印象はないのですが
右打者では歴代3位の回数なんですね。
やはり、大杉は打率も残せ、ホームランを打ちつつ、打点も多く稼げる凄い右打者だったのは間違いないところでしょう。
山本浩二は
大器晩成のせいもあり、6回で終わってます。
秋山は何気に5回もベスト10入りしてます。
因みに
衣笠は3回
清原は2回
でした。
衣笠と清原は、正直1回くらいかな と思ってましたが(笑)
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日本プロ野球 右打者 打率ベスト10入り回数記録 「長嶋茂雄が右打者最多の13回」
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