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豪打者・大杉勝男は完全な過小評価     「ヤクルト時代も完全な過小評価。もっと評価されるべき」

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以前書いた、打撃3冠総合値の記事。

http://ameblo.jp/miumalovely/entry-12103877480.html


この上位陣に

「大杉勝男」

という名前が出てきます。


ニワカじゃない本当の野球ファンなら誰もが知っている(知っていて当たり前の)名前ですが
巷では、なぜかほとんど名前が出てきません。

特に、別の野球選手が記録(何かの記録)を達成したときに

「初めて大杉勝男と言う名前を知った」

と、そのときに初めて知られることもあります。




大杉勝男氏は1965年~74年まではパリーグの東映。
75年~83年はセリーグのヤクルトで活躍されました。




氏の現役時代は王や長嶋の全盛期と重なり
氏がパリーグに居た頃は、王や長嶋ばかりが取り上げられ
またパリーグの中継はほとんどなかったそうです。


ただ、中継におけるセンター方向からのカメラアングルは大杉氏の提案から始まったのは
野球ファンなら誰もが知っているところです。



「パリーグの観客はいつも外野がガラガラなので
バックネット裏側からの中継だと、ガラガラなのがわかって寂しい。
だからセンター方向から中継して欲しい」 という提案により、今の中継法が広まっていったのですよ。 

また、日本ハムファイターズのニックネームは
大杉勝男氏からとられてるんですよ。

「大杉選手がファイターなので」

とね。



まあ、余計な話はここまでにして



その大杉勝男氏の打撃3冠総合値は上記リンク記事のとおり


320


と大きな数字で、山本浩二、門田博光といったメンツと同数値です。




勿論? 長嶋茂雄、張本勲、清原和博、野村克也といった球史に名を残す偉大な打者達よりも上の打撃数値です。



しかし、なぜか、そんな大杉勝男氏は巷では評価が低い・・・
というより、話題に全く取りあげられません。



極稀に話題に取りあげられると、決まって



東映時代(パ時代)に話を限る人もいます。




東映時代の大杉氏は




通算打率0.281 本塁打率14.5 打点獲得率0.194

打撃3冠総合値・・・330




と物凄い数値を出しています。



数値の状況から、大杉氏の話題を出すと、パ時代に限ろうとする人がいるのもある意味、わかる(仕方が無い)事かもしれません。




しかし、ヤクルト時代の大杉を取り上げると




1・・・中距離打者
2・・・本塁打30本以上が2年しかない
3・・・タイトルも無く、大したことが無い





と、印象で決め付けて? こういう評価を下す人が居ます。




こういう意見に対して、オレは真っ向から理論的に(客観的に)反論したい。




大杉氏のヤクルト時代の打撃3冠総合値を調べると以下。




通算打率0.294 本塁打率18 打点獲得率0.189

打撃3冠総合値・・・303





東映時代に比べると、総合値は27低いですが




それでも「散々コケにされているヤクルト時代」でも300を超えているのです。




大したこと無い、中距離打者だ なんやかんや散々コケにされていて
300を超えているんですよ??




300を超えているヤクルト時代の大杉氏がボロクソに言われるなら、張本の299を筆頭に、それより下の打者全員はウンコ打者と言う解釈で良いんですか?




言って置きます。



ヤクルト時代の大杉氏は303の総合値です。
張本という打者よりも上ですよ。



張本は巷では滅茶苦茶偉大な打者として崇められています。
でもそれ(299)より上のヤクルト時代の大杉氏(303)はケチョンケチョンに言われてるんです。



この時点で、ヤクルト時代の大杉氏をボロクソに言う人は上記の1~3の状態(印象)だけで判断しているアホってことです。 どうせ中卒でしょ。








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