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豪打者 大杉勝男の本塁打傾向         「1本打ったらその状態を継続する傾向」

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昨日、コメントで
豪打者 大杉勝男氏の全本塁打一覧が掲載されているリンク先を紹介いただきました。

http://classicstats.doorblog.jp/archives/45684791.html
http://classicstats.doorblog.jp/archives/45687943.html
http://classicstats.doorblog.jp/archives/45689099.html



興味ある野球ファンはご覧下さい。



調べていくと、以下の傾向が分かりました。


1・・・1試合2発→翌試合も1発、2発と固め打ちがかなりある
2・・・エース級からの一発が多い(当時のエースは登板が多いので当然かもしれないが)
3・・・1本打ったら、その状態の継続がよく見受けられる(例8月1日、2日、4日、5日)
4・・・継続が途切れても近い日にちにまた1本が飛び出している(例5月8日、9日、11日)



勿論、スランプはあるのですが



ホームランを打つことに関しては継続力があり
大きな波がなく安定して打ち続けられるバッターだったということがよくわかります。


こういう継続(途切れても、近い日にちにまた連発が来る)があるということは
1本ホームランが出ても、そこでちゃんと踏みとどまって冷静に自分のバッティングを見つめることが出来た証拠かもしれません。

あの大柄でいかつい表情とは裏腹に


大杉さんは自分のバッティングと研究に繊細さを持ち
向上に余念のない人だったのかもしれません。





継続力から、一旦1本出て調子に乗ると
手がつけられないのもよくわかります。





大杉勝男といえば



「右にも左にも大きなホームランを打ち分ける」



という印象がありますが、方向別本塁打も気になるところではあります。






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